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tabi_photo56_6.jpg …あちらこちらに寺院の仏塔が見えるミャンマー側の景色…



~日帰りでミャンマー~

やっとミャンマーとの国境に着いた私達は、どうせ日帰りでしか入国できないのだからと、タイ側の国境に近いマーケットの並びに宿を見つけチェックイン。
バックパックはそこに置いて、ミャンマーへ出発!

入国手続きで、アライバルビザ代500バーツを支払い、パスポートの代わりにカードをもらって入国。
カードをよく見ると、そこには14日間有効と書いてある!
つまり、違う国境へは抜けられないが、同じ国境に戻るなら宿泊も可能だったと言う事らしい。
入国してからその事実が判明し、ミャンマーの寺院に行ってみたいとか、1泊でもしてミャンマー人と話をしてみたいとか、諦めていた欲求が頭をよぎる。
が荷物も置いてきてしまったし、その国境に泊まった所でそんなに収穫がありそうにも思えず、今回は予定通り日帰りにしようと決断。


ミャンマー側の国境の町もマーケットがごちゃごちゃと並び、その中に観光客向けのカフェやレストランもポツポツある。
建物やお店の感じはタイ側とほとんど変わらないが、何となく殺風景という印象。

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国境付近では近づいてきて「バイアグラ?」とか「マリファナ」とか囁いてくる売人がいたが、通りを越えてしまうとそんなこともない。
顔に白い物を塗ったおばちゃんが屋台で揚げ物を売っていて、英語も通じないから身振り手振りで購入してみたり、酒屋でおきまりのご当地ビールを買ってみたり。

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屋台の片隅には、緑色の笹の様な葉っぱに、何かを挟んで折り曲げた物が売られており、聞いてみると噛みタバコだそうで、ミャンマーでは誰でも噛んでいるらしいと調査済みの哲郎氏がトライ。
そのまま口に入れて良いのか、葉っぱは出すのか、分からぬまま噛んでみるが、どうにも不味いらしく、結局ペッペっと吐き出している。


ひと通りマーケットをひやかしてまわるが、タイのマーケットとさほど変わらず、それにも疲れカフェで休憩。
結局それ以上の発展も無さそうなので、タイに戻る事にした。

ミャンマーのイミグレーションでパスポートを返してもらい、難なくタイに入国。
特に目的もなくブラブラしていると、偶然ミャンマー人と話すチャンスを得る。

急に日本語で話しかけられて、正直なところ怪しいかも?と思ったけれど、特に何かを売りつけるでもなく、気さくに世間話をしてくれた。
その男性はミャンマーから安い物を買い付けて、タイに売る。日本人とも商売をしているそうで、日本語も少々話せるとのこと。
哲郎氏はついでに噛みタバコをどうやって噛めばいいのか?など聞いてみて、彼らの持っていた物をもらって一緒に噛んでみたり。 タバコトークというやつか?

彼は自国の事をビルマと呼び、政権の交代でビルマが変わる事を願っている。もっと開かれた国になり、安い航空会社が入れば、観光客も増えるのにと話していた。

国を跨いで商売をしているような人達は、自分の国のあり方次第で大きく影響されるのだから、当然国の方針がどうなるのか心配でならないだろう。
でも彼と話をしていて、ミャンマーの事を憂いつつも、ミャンマーの事が好きなんだというのが伝わってきた。

ほんの何分かの世間話。
でもそこにミャンマー人の気さくさや真面目さを感じ、ちょっとだけミャンマーに触れられたような気がした。


ちなみに屋台のおばちゃんが顔に塗っていた白いもの何だ?と思っていたが、後から調べてみると「タナカ」とかいうミャンマーで伝統的に使われている日焼け止めのようなものとわかった。
名前の響きが日本語っぽいけれど、全く関係なく、天然素材でできた美肌効果の高い化粧品らしい。
知らずに見ると、まるでどこかの原住民のお化粧とか、おまじないのようにしか見えないのだけれど。。。

伝統的な習慣だと言われると、それを見られて良かったと思うのと同時に、安い外国製化粧品などが流通して、その伝統がいつかなくなってしまうのかな〜などと勝手に心配になるお節介な私。


さてミャンマー国境で宿泊した翌日。
昨日から気になっていた展望台のような所に登り、ミャンマー側を眺めたり、下に降りてマーケットを物色し、うっかり素敵なシャツを見つけて安ーく購入したりと名残を惜しみつつ、チェンライまで戻ったのであった。
  

tabi_photo56_5.jpg …お喋りしたミャンマー人と共に…
 


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