~バンコクからミャンマーのボーダーの町、メイサイヘ~
バンコクでインドビザの取得の目処が立った時点で、バンコクからインドのコルカタまでのフライトを予約した。
それと同時にタイでの残り時間が決定。
さて、残り2週間で何をしよう?
本当は陸路で抜けたいと思っていたミャンマーに行ってみよう!
哲郎氏が調べた感じでは、往復の航空券があり、飛行機で飛べば自由に宿泊も観光もできる。
また陸路だと、タイ側の国境の町メイサイまで行けば、そこでアライバルのビザ代を払って入国できる。
ただし国境にパスポートを預けて日帰りならば可能らしいとの事。
毎度の事だが、国境越えの情報は、なかなか正確なものが分からず苦労する。
ミャンマーの寺院は独特で見応えがあると聞いて、ゆっくり回ってみたい気もしたが、飛行機で行くにはコストがかかり過ぎる。
陸路はどうなるかわからないが、 とにかく行ってみるしかないという事になり、夜行列車のチケットを購入。
まずはバンコクからタイ北部の都市、チェンマイを目指す。
タイで初の夜行列車。
乗り心地はと言うと、電車はなかなか古くて揺れる。
エアコンはガンガンで、途中から寒くて眠れなくなる感じ。(タイではよくある。)
それでもバスに比べたらシートも広いし、快適。
夕方18時出発、翌朝6時20分到着予定だったが、実際には7時40分頃に着いた。
13時間の長旅だが、夕食にお弁当とデザート、パイとケーキまでついて、翌朝には朝食のサンドイッチまで出た。
食事が出るなど知らなかった私達は、いつも通り早めの夕飯を食べ、非常食を持参して乗車したので、ちょっと残念。
少々値がはったと思ったけれど、移動できて食事も付いたのを考えると、これで611バーツは悪くない。
チェンマイに着いてそのままバス停まで歩き、次の街チェンライへ。
ここからメイサイまで行くには、時間も遅くなりそうなので、この日はここまで。
チェンライのメイン通りにはクロックタワー(からくり時計の時計台)があり、19時には何やら音楽が奏でられる。
それを見つつナイトバザーに行って夕食。そこでも音楽が聴けてラッキー。
ザーザー降りの雨に降られたけれど、誰とも知らないタイ人と共に雨宿りしながら、のんびりした夜を過ごす。
翌朝、いち早く目的地メイサイヘ向かうはずが、やはりスロースタートの私達。
メイサイ行きの大きなバスを乗り逃し、次を待って乗ったのは久々にローカル線。窓も扉も開きっ放しで走る、開放的なバスである!
途中もたくさん停車して、乗り降りも盛ん。
雨の中、窓から入る水を浴びながら走る事2時間弱。バスはメイサイの市街地に到着。
さらにそこから国境まではテンソウで10分。商店街の様なアーケードのある道の両サイドには、洋服から食べ物、雑貨や日用品とお店がいっぱい並んで、なかなかの賑わいである。
長かった〜。
バンコクから観光もせず移動と宿泊で2日がかり。やっとのことでミャンマーの国境に到着した。