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tabi_photo58_1.jpg …カオソイは数あるタイ料理の中、ナンバーワンかも!…



~チェンマイ~

チェンライからの出発は、前日の飲み過ぎといつもの朝寝坊により昼になり、チェンマイまで着いた頃にはそれ以上進む気力もなく、本当はもう少し進むつもりだったのに、あえなくチェンマイ停泊の4日間。

宿はバンコクで旅仲間のオススメしてくれた宿をメモっていたので、久々に明るくてきれいな個室に連泊。


まずは私達には珍しく、ショッピング。
チェンマイはナイトマーケットが有名。
でも私達は昼間っから卸問屋の様にひたすら物が積まれている店がひしめくローカルマーケットに突撃。広いマーケット内をグルグル歩いてヘトヘトになったら休憩してまた歩いて回って、やっとの事で哲郎氏と私のタイパンツを一本ずつ購入。。。
バンコクよりも安いので買いこんでいきたい所だが、荷物を増やせないのがバックパッカーの辛いところ。

その後、有名なナイトマーケットのエリアに出向いて、初めて「カオソーイ」を食す。
カオソーイは平たく言うとカレーヌードルなのだが、日本人には馴染み易い茶色いカレースープに、モチモチの太めの麺とトッピングとしてサクサクな揚げ麺が入っていて、癖になる美味しさ!
この後チェンマイを出るまで毎日食べたのはもちろん、食が豊富なバンコクに戻っても恋しくなる程のヒット。

夕方から賑わうナイトマーケットは、バンコクにも引けを取らない店の多さと人の多さで、お祭りのよう。
基本買い物をしない私達は、ブラブラ歩いて賑わいを楽しむ程度でお腹いっぱいという感じだが、レストランや屋台も豊富で、二日ほど通ってみたりして。

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そんなチェンマイの数日間。
寄るつもりがなく停泊してしまったので、特に目的もなく、見所もイマイチわからずブラブラしていたのだが、その足となったのがレンタル自転車。
市内に寺院や城跡?の様なものもあり、暑い中歩くには遠いが、自転車ならだいたい回れる範囲なので便利。しかも私達は昼くらいから行動開始した日に借りた際は、次の日の昼まで使って良いとのことで、うまく利用すれば行動範囲が広がっていい汗かいて楽しめる!
と言いつつ、私達は哲郎氏の希望により、釣りができる所、釣り具が売っている所は無いかと探し回って結局、デジタルビルに出会ってUSBやら(内緒ですが)違法ソフトを買ったりしてたけれど。。。
ただし市街地の細い道などは一通が多かったり車が多くて、ヒヤヒヤするので自転車の運転は要注意。


さてさてこうして過ごしたうちの1日が、実は私達の結婚記念日でもあって。。。
特にこれといった計画も無く、いつも通りチェンマイの街をぶらぶらして1日が終わろうとしていたその日。
ナイトマーケットでご飯でも食べて帰ろうかと歩いていると、凄く完成度の高いギターの響に二人で顔を見合わせた。
古い海外の有名な曲だったので、初めは爆音でCDでもかけているのかと疑ったが、よく聴くとやはり生演奏。

屋外ステージでもあるんだろうかと、ウロウロ、キョロキョロして音の出所を探していると、どうやら食べ物屋が集まっているエリアの2階にあるバーから聞こえてくるらしい。
ただでさえバーなんてお金もかかるし、階段を上らなくては見えないような店は怖くて近付かないのだが、この時はバンドの演奏があまりに上手で、吸い寄せられるように入っていった。

階段を上ってみるとそこは軽く屋根が付いた屋上のビアホールの様なバーで、ドリンクをカウンターでもらって勝手に席に着きバンドの演奏に聴き入る。
こう言っては悪いが、見た目何の変哲も無い地味なお兄さん達の演奏なのだが、ギターもドラムもなかなかのテクニックで聴かせてくる。
休憩を挟んで2時間くらい聴いていただろうか。。。
ライブ会場に行ったかと思うくらい時間も忘れて盛り上がり、最後は珍しくチップも奮発!
偶然出会った音楽とその空間のおかげで、「良い結婚記念日になったね」などと言いながら幸せ気分に浸り、忘れ難いチェンマイの夜となった。

  

tabi_photo58_3.jpg …良いバンドに出会えました!…
 


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