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tabi_photo12.jpg …黄山の登山道で見かけたゴミ箱…


〜中国あるある1〜

中国の各都市での出来事の合間に、暫し休憩も兼ねて、中国で目にしたり体験した文化の違いや習慣、面白かった事などを書き連ねてみたい。

上海到着の翌日だったと思う。街を歩いていて一番初めにものすごい衝撃を受けた場面は、街角の小さな飲食店の店主と思われるおじさんが、厨房の窓を開けて空のペットボトルを歩道に向かって投げて窓を閉めたこと。旅の間はいくらでも似たような場面を目にすることになるのだが、その時の「家の中からわざわざ外にゴミを投げる」という行為が本当に衝撃的で、今でもはっきり目の中に焼き付いている。

その後色んな店で食事して、食べている最中のティッシュやチキンの骨は全て床に捨てる。床のゴミが山になると、他のお客が食事中でも掃除係が箒で外に吐き出していく。そして外は外で掃除係がいるから、関係ない。というより彼らの仕事を奪っちゃいけない。というサイクルになっているらしいと知る。
高級なレストランに行けば状況は違うと思うが、何しろ私達は10元から高くて20元くらいで食事ができるような小さな定食屋にしか行かないので、そんな下町ではこのサイクルが当然のようであった。
他の国で出会った中国人に話すと、彼らは田舎から出できた人が特にひどい。都会である程度の教育を受けた人達は、そんな事はしないだろうと言っていた。しかし大きな都市で街中に綺麗なゴミ箱を設置してあるのは見かけたが、そこにゴミを捨てている人はあまり見なかった。またゴミ箱の分別ゴミのマークについて聞いてみると、当の中国人達もどれに何を捨てるのか定かじゃないと言っていたので、まだそのレベルなのだろう。。。

また、道を歩いていて小さな水の跡を見たら、それは赤ちゃんのオシッコなので踏まないように歩く。
これも何日か街をぶらぶら歩くうちに気がついた。中国人は文化としてオムツを使わないようだ。富裕層や旅行などの外出は別だと思うが、基本的には赤ちゃんはお尻の割れた服を着ていて、まだハイハイすらしないような頃から、オシッコしそうなのを見計らって、親やおばあちゃんやその時見ている大人がひょいと外へ連れて行き、ぱかっと脚を開かせて道端にオシッコさせる。駅前の広場や公園、どんな所でもかまわずオシッコさせるので、中国で水たまりや水の跡を見たら、反射的にオシッコと思うようになってしまった。

しかしそのテクニックは実に鮮やかで、ゴミも出ないし合理的。実際、後にオーストラリアでホストしてくれた家庭では、これを真似してトイレトレーニングをしたら、10ヶ月でオムツはいらなくなったと言っていた。日本では道端でってちょっと無理があるが、3歳になっても紙おむつを使ってゴミを出し続けるのを考えると、どちらが良いのか?と思ってしまう。

ついでに中国のトイレについて。ついでにと書きながら、世界のトイレ事情の中でも指折りのネタであるが。。。
中国の古いタイプのトイレは男女別の外壁こそあるが、中はただ一本の溝があり、そこをチョロチョロと水が流れている。そこをまたいで用を足すというわけで隣も前も後ろも丸見え。個室が当たり前の環境で育った私達には、相当の覚悟が必要である。 ところがこの古き良き(?)習慣からか、あちらのおばちゃん達はたとえ仕切りがある所でも鍵を閉めないし、並んでいる人と喋りながら用を足していたりする。
また最近は観光地など洋式のトイレも増えているが、昔からしゃがむのに慣れているせいか、おばちゃん達は靴のまま便座にしゃがむ人も多い。一説にはお尻を直接便座にくっつけるのが不潔だと考える文化だとか。以前どこかの観光地で中国人の団体さんの後のトイレがひどく汚かった事があったが、これを聞くと納得である。

また水流が弱いのと、日本のように水に溶ける紙ではないので、ふいた紙用のゴミ箱へ入れる。そんなこんなで臭いし汚いしうるさいし。。。中国のトイレはダントツで印象が悪い。だからこそ、三井さんから伝授された、「街でトイレに行きたくなったら、大きなホテルのロビーのトイレに行くべし」というのは本当に役に立ったのだ。ま、大きなホテルが見当たらない様なところではどうしようもなく、覚悟を決めるしかないのであるが。。。
  

  tabi_photo12_2.jpg …誰かに似ている気がするけど名前はTOM…


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