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tabi_photo37.jpg …お気に入りの美味しい汁なしフォー!…


〜早くもベトナム最終日〜

翌日、再び事件発生。
今日こそ夏の海に飛び込んで、ビーチでまったりのんびりするんだ〜と張り切って迎えた翌朝。
バイクはそのまま借りる約束をしていたので、鍵もメットも預かっていた。段取りは万全で、好きな時間に勝手に出発できるはずだったのだが、駐車してあるバイクに跨ると、なんと昨日満タンにしたはずのガソリンが空になっている!

ホテルの人間に聞いてもさして驚く様子もなく、多少気の毒そうに私達を眺めながら、知らぬ存ぜぬの繰り返し。その様子から察するに、この国ではガソリン泥棒は珍しい事ではないようだ。
ホテルの人間がやったとは思いたくないが、ホテルの人か近所の人しか通らないような奥まった場所である。腹が立つけれど、要はこの国では満タンにして外に駐めている方がバカだったと思うしかないのであろう。どおりでスタンドでは皆ちょこっとしか給油しないわけだ。。。

ちなみに帰国後に見たテレビで、ベトナムではバイクの鍵はどれでも使えるとか言っていた(笑)なるほどそれなら納得である。


朝からガソリン事件でブチ切れて抗議も虚しく、自分たちの平和ボケ加減を思い知らされ凹みつつ、予定通り海へ向けて出発。
この日はさすがに屋根付きの休憩場所を有料で借りて、色んなイライラを解消すべくゆっくり過ごす。
実際にはこの時も、最初に言っていた値段と後から言われた値段が違ったりしたけれど、少しは慣れてきた私達も負けてばかりはいられない。最初の値段で押し切って交渉終了。
いくばくかの場所代のみで、貸切のビーチを満喫!

tabi_photo37_2.jpg
結局は夏のビーチを楽しんで、少しは気分もリフレッシュしたけれど、このままベトナムにいても楽しめる気がしなくなった私達は、あっさりお隣の国ラオスへ抜けることに決定。

今思えば、打たれ弱くヘタレだった私達。貧しい国では旅行者に対して値段をふっかけたり、インドやエジプト、アフリカ諸国では初めから値段の交渉が必須なのはこの先の旅で嫌という程経験することなのだが、この時点では旅の初心者。どうにも気分が沈んで仕方ないので、切り替えるためには移動に限るというわけである。

そうと決まったら、 即実行。
すぐにホテルで明日にはラオスに行きたいと伝え、バスのチケットが取れるか調べて欲しいとお願いする。が、フロントの片言英語のお姉さんは、「わかった、後で調べておく〜」と言いつつ、他愛ないおしゃべりに夢中。

私達は、お客の依頼にはその場で応じるものと思っているのに、お姉さんは一向に動こうとしない。
普段なら話せばわかると思っているし、催促して待つこともできたと思うのだが、この時の私達の精神状態は最悪で、そのお姉さんの態度を許容できる状態ではなかったのだ。

とにかく一刻も早くラオスに行く手段を確保したい私達は、自力で探すべくそのまま街に繰り出した。
小さなエージェントを見つけ値段を聞くと、ホテルで聞いたよりもいくらか安かったので、その場で翌日のラオス行きのバスの座席を確保してもらい一安心。


さて、明日にはベトナムを脱出できると心軽くホテルに戻ると、ここでまた一悶着。
先ほどのお姉さんが「バスの予約ができました」と言うではないか。すでに他で予約したので、そちらはキャンセルして欲しいと言うと、「そっちが予約して欲しいと言ったから取ったのに。」とむくれている。こちらもいい加減大人な態度にはなれず、言われた時に目の前でやらないから信用できなくて他で取った。そちらの態度が悪いと言い張り、相手も同じ事を言い張ってまるで子供の喧嘩である。
見兼ねて年配のフロントマンが出てきて、ホテルで取ったバスをキャンセルすればいいのですね?と確認してくれ、むくれているお姉さんに指示を出し、一件落着。
喧嘩ってこんな些細なつまらない理由から起きて、お互いの心を暗くする本当にしょうもないものなんだよなーと痛感。

せっかくベトナムを脱出できるとホッとしたのに、自分たちの大人気ない態度にも後悔があって、寝付きの悪いベトナム最後の夜となってしまった。
  

  tabi_photo37_3.jpg …ビーチのそばで水牛がハムハムしているのどかな風景…


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