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tabi_photo41_3.jpg …毎日眺めたメコン川…



〜パークセーの日々〜

この町に来た唯一の目的ワットプーも滞在2日目には達成し、いつもならばせいぜい2、3日で次の町へ移動するというパターンだった。
ところがラオスに入って2つ目の町パークセーでは、結局二度も宿替えをし、毎晩通う串焼き屋も出来てしまうくらい、なんと一週間を過ごす事となった。

この後の旅では、「ゆっくりいこうモード」になって一週間何もせずに過ごした町も多々あるけれど、少なくともここまでの私達は、進み続けなければもったいない。どんどん行かないと一周終われない。というような脅迫観念に縛られていて、何もせずにぶらぶらする事が上手くできずにいた。まったく、日本人の性(さが)である。
ところがこの安らぎの国ラオスでは、そんな気持ちが吹き飛んでしまったのだ。

特別に何もすることのない、この小さな田舎町をてくてく歩きまわり、ちょっとオシャレなカフェで半日過ごしたり、ローカルな雑貨屋さんの前でビールを飲んだり。。。とにかく何をしていたとも書きようがないくらい毎日ブラブラしていたが、不思議と飽きずにこの平和な町を楽しんでいたのである。


ちなみにラオスのビール「Beer lao」はとても美味しいビールで、私達が世界中で飲んだ中でも上位である。タイ人の友人達もタイのビールより美味しいと好んで飲んでいたので、私達だけの思い込みではではないだろう。
またコーヒーも然り。東南アジアではベトナムコーヒーやバリコーヒーなどは有名だが、実はラオスでも大変美味しいコーヒーが生産されている。
そもそもはフランスの植民地時代に持ち込まれ、試行錯誤の後ラオス南部の高原地帯でのコーヒー栽培が適していることがわかり、今ではラオス第5位の輸出品目でもあるらしい。
レギュラーコーヒーはコンデンスミルクを入れて甘くしたものが主流のようで、それがなかなか美味しく、WIFIを使いがてら私達も何度かカフェに入り浸った。

ところが日本に帰って探してみると、ビールもコーヒーも日本ではあまりメジャーではなく、ネットでは購入も可能だがなかなか見当たらない。
タイやベトナムの物は食べ物飲み物に限らず、ファッションや雑貨まで日本中に溢れているのに、それらの隣国ラオスの物は日本に入ってきていないことが、今更ながら不思議でならない。

他にも美味しい物は色々とあって、特別な「ラオス料理」というわけではないが、私達の口に合う物が多く、それが長期滞在になった理由でもあるだろう。
例えば朝はフランスパンにコールスローのようなサラダの挟まったサンドイッチが売られていて、もちろん安くて美味しい。昼にはベトナムと似たシンプルなヌードルがどこにでもあるし、夕食でちょっとお金を出せば魚料理や、しゃぶしゃぶか辛くないタイスキのような鍋料理屋もある。
前述した何日か通ってしまった串焼き屋さんは、まるでガード下の立ち飲み屋のような感じで、キンキンに冷えたビールもあり串焼きも美味しいし、他の惣菜もある。主食にはセイロで蒸したもち米があり、私達より少し年上位の綺麗なお姉さんが(ラオス語なのでわからないが)「あら、また来たの〜」なんて笑顔で迎えてくれるから、哲郎氏はついつい注文も弾んでしまう(笑)


こう書くと毎日食べ物だけを楽しみに過ごしていたようだが、この間にタイへの入国手段やら、その後バンコクへ向かう経路やらを調べていたのが一応本来の滞在目的。ツーリストバスで大きな街、例えばバンコクまで乗ってしまえばそれまでなのだが、もっとローカルな町をチトチト巡って行きたいなーという想いがあり、そのためにはどんな経路があるのか、そもそもタイの地方ではそういったバスがどのくらい発達しているのかなど知らない事だらけ。
色々と調べてはみたものの、結局は綿密に計画など立てられない私達。バスは走っているようだし、行ってみてから考えるしかないという事になり、出発の決意をしたのだった(笑)
  

tabi_photo41.jpg …メコン川沿いで豪華夕食…
   tabi_photo41_2.jpg …日本の串焼き屋を思い出してしまう…


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