Preperation to India.

～HuaHin(ホアヒン)の旅～

タイ人の友人ミッキーとビー夫婦、この時はまだ付き合い始めだったサマコン、ポップ。そこに私達夫婦と言う3カップルでの2泊3日、ホアヒン旅行。

ホアヒンはバンコクから車で2時間。
タイランド湾に面したビーチリゾートで、バンコク市民に人気の保養地だそうだ。
リゾートには縁のない私達は、行き先もホテルも全て友人任せ。
前日はバンコク中心部から少し北上した住宅街にある、ミッキー夫婦の別荘に泊めてもらい、当日そこから一緒に出発。

先にバンコクから2時間と書いたが、友人の別荘からはバンコクの渋滞を超えて行かなければならないので、実質3時間のドライブ。 奥さんのビーの英語は片言。私の英語はさらにダメダメというメンバーで、英語、タイ語、日本語が入り乱れながら、それでも楽しくおしゃべりしてあっという間の3時間。
ホアヒンに着いた〜！と思ったら、待っていましたとばかりに雨が降り出した。。。


周辺にはリゾート地っぽくショッピングモールがあり、土砂降りの中きらびやかな店をひやかしてまわり、日が暮れてからはナイトバザールに行って、哲郎氏の短パンを買ったりしてホテルに戻る。
さてここからが本来の目的、途中で買い出ししてきたおつまみと大量のお酒を並べて、酒盛り開始！

とにかくくだらない話で大笑いしながら、夜は更けていく。
なんとも気さくで親切な仲間に囲まれて、一杯のビールの値段にキリキリする事もなく、リラックスしてお酒を飲む幸せな時間。
バックパッカーとして動いていると、この解放感がなかなかない。本当に。。。


翌日は天気も回復して、王室の「夏の宮殿」を見学し、海の見える丘に登ってみたりと少しは観光。


そして市場のような魚屋が並ぶ路地で山盛りのカニ、イカ、牡蠣。それにチャーハンやスープを購入して遅めの昼食。
哲郎氏は普段苦手な牡蠣を勧められて、「意外といける」などと言いながらペロリ。

夜には買い足したお酒とおつまみで、再び酒盛り。
いやーとにかくタイ人はよく飲むこと。
タイ人が、なのかこの友人達がなのか、この2日でビール2箱くらい飲んだのではないかしら？

翌日は仕事だから早朝に帰るというサマコンとポップ。
途中でも電話やメールで仕事の確認をしながら付き合ってくれたビー。
みんな迷惑そうな顔一つせず、冗談を言って笑ったりはしゃいだり、文句を言ってはまた笑う。本当に愉快な仲間。
その中に一緒にいて、お腹を抱えて笑い転げる私達のなんと幸福なこと。


帰る日の朝。
この3日間があまりに楽しすぎて、夏休みの終わりのような淋しい気分。
今夜からまた、自分で調べて決めて、進まなくちゃいけないと思うと気が重い。
自分達が好きで始めた旅なのに、さっさと終わらせちゃえばいいんじゃない？なんて弱気になったりして。。。
それでも自分達がやりたくて始めたことだから、と気合いを入れ直し、バンコクのいつもの宿に戻ったのだった。