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tabi_photo66_1.jpg …インドの薬!…



~トリッチー 経由、ラーメーシュワラム~

心穏やかに過ごしたプドゥチェリーは、3日目の延泊ができず止む無く移動する事に決断。

ところで、実はこの時、数日前から始まったインドの洗礼(下痢)に悩まされていたのだが、プドゥチェリーの薬局なら信用できるのでは?と下痢止めを購入。 それまで正露丸も中国の薬も効かなかった症状が、ウソのようにピタッと止まった!
何が入っているのか知らないが(笑)、インドの病にはやはりインドの薬。と学んだ町、プドゥチェリーとのお別れ。


そんなこんなでトリッチー 。
ここは目的地というよりは最南端まで行く中継点。
特に何も調べずに降り立ったのだが、その街は大きな都市で、バスターミナルも立派。
そしてそのバスターミナルの一角に人だかりがある。
なんだなんだと見てみると、みんなが白い液体の入ったグラスを持って美味しそうに飲んでいる。

きちんとしたレストランに行けばラッシーもあったのかもしれないが、小さな定食屋しか行かず、ドリンクを頼む事もなく、インドでまだラッシーには出会っていなかった私たちのファーストラッシーとなった!
(美味しくて翌日も行ったのだ。。笑)

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翌朝、次の町を目指してバスターミナルでうろうろしている時には、「どこへ行くの?」と何人もの人が親切に声をかけてくれ、バスを探してくれた。
お陰で迷う事なく、ラーメーシュワラム行きのバスに搭乗。
満員のバスの中で、前の子どもが私たちを見て異常に盛り上がって「しーしー」となだめたり、周囲の人との交流を楽しみつつの時間。
日記によると、この時の7時間ものバスの旅に不安と疲れを綴っていた私。でもこの先、もっともっと過酷な移動がいっぱいあったんだよな〜と、当時の自分に初々しさを感じる(笑)

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綺麗な海を眺めながら橋を渡り、ようやく到着したラーメーシュワラムは、インドにおけるヒンドゥー教の聖地の一つ。
由緒ある寺院がいくつかあり、早朝から巡礼者が並んで開門を待っているくらい、宗教的にも観光的にも賑わっている町だ。

私たちはそこもチラ見しつつ、とにかく最南端に行きたいという思いから、翌日1日だけの観光。
こういう時って、体からそんな「ちょこっと観光したいオーラ」みたいなものが出ているのかしら??
朝食を探しにぶらぶらしていると、英語が上手なおじさんが「今日はフェスティバルだからお寺に午前中に入ったほうがいいよ!」と話しかけてくる。
中国の最初に引っかかった「セレモニー」とか「フェステバル」とかいうワードは曲者で、詐欺かもな〜と考えてみる事は学習していたのだけれど、用心しつつも引っかかってみる私たち。。。笑

まあ、結果的には彼が案内してくれて、ラーマナータスワミー寺院の中で沐浴するインド人を眺めたり、柱の彫刻を見たりとスムーズに見学できたから結果オーライ。
と思いたいが、最後にお金も払ったし、フェステバルも無かったし、違う誘惑も持ちかけられたから、やはり彼は「ただの親切なインド人」ではなく「外人慣れした商売人」だったのだな。

そんなのも需要と供給だから、ちょうど利害が一致したんだな〜と思えば仕方ないか。

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午後からはスリランカのマンナール島が見えるという、長い長い砂浜を歩いて進んでみる。
最後までは行けなかったが、砂浜も海岸も海の色も、あまりに綺麗でインドだという事を忘れそうな景色に魅了されながら歩き続けた。

が、やはりそこはインド。
気付けば人に囲まれ、どんどん集まり、大人数で集合写真(笑)



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…ここでも、パンツ一丁になって海ではしゃぐメンズが可愛い、素敵なビーチ…
 


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