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tabi_photo2.jpg …出発までの準備…


〜準備2〜

両親に報告するという最大の難関を突破した後は、少しずつ準備に取り掛かる。
持ち物を揃えたり、行きたい場所をチェックしたり、職業があるうちにとクレジットカードを作っておいたり。旅程が完全になんて決まるはずもなく、それでも先にやっておかなければならないのが予防接種。本やネットでリサーチし、最低限受けるべきものを決め、正月明けには接種を開始した。私達が受けたのはA型、B型肝炎、日本脳炎、破傷風、黄熱病。今ではなぜ?と思うが、私のみ腸チフスとポリオまで。恥ずかしながら、当時は何があるかわからないと心配していた表れだろう。。。
予防接種は同時にできないものがあったり、二回目は一ヶ月後など、直前では間に合わないと困ると考え早々と動いた。保険も効かないので、かなりお金もかかったが、仕方ないと思っていた。だがバンコクで出会った若者は、値段が安いタイで予防接種を受けて、それから出発すると言っていた。なるほどそういう賢い選択もあったのかと感心させられたりもした。
気づけば3月。それぞれの職場の方々にご迷惑をかけながらも理解してもらい、退職、引越し、少々のブランクを過ごす。

ところでこの時点で行きたい場所といえば、哲郎氏の方は中国、モンゴル、インドとタイのバンコクには必ず行くと決めていた。そして私が唯一逃すまいと思っていたのはネパール。実は何年も計画を練るほどもなかったのかも?と笑われてしまいそうだが、「世界中をめぐる旅に出る!」と決意していた割に、わずか5カ国しか執着しているものはなく、事前に旅のルートを考え始めた際は、インド、ネパールの後のルートが全く見えて来ない。
小さな世界地図帳を買って、有名な観光名所や、人から聞いたオススメの場所やらを書き込んでみたりして、ふんわり「行ってみたいね〜」という場所はたくさんできたけれど、やはり現実味がないまま出発の日を迎える事となる。
とは言っても実はこんなにぼんやりしていたのは私だけで、哲郎氏はもっとたくさん行きたい場所を胸に秘めており、どう説得して私を連れて行くかを考えていたようだ。そんな旦那様のおかげで、私は予備知識も何もない世界中の国々を巡るという貴重な体験ができた。言うまでもなく、本当にありがたい事だと思っている。

栄えある1カ国目は中国に決定。
これを決めるにも実は色々と悩んだのだが、最終的には春秋航空というLCCの航空会社が、茨城から上海まで5000円で乗れる便を出していたので、それを利用する事にした。実際には荷物代や燃油代を加えて片道一人10000円。国内旅行の格安便並みで中国に飛べる、その安さが決定打となった。
中国は必ず行く予定の国であり、中国のどこに着こうが問題はなく、入国してからルートを考えるつもりだったので、観光地化している上海は最初の都市としては丁度良い。唯一事前に準備したのはビザ。中国は2週間以内の旅行ならビザはいらないが、あの大きな中国を2週間でまわれるわけがなく、また中国からモンゴルには行きたいと考えていたので、double entryというビザを取っておいたのだ。入国してからでも取得は可能だったが、その手続きで足止めされている人もいたり、お国柄ややこしい事になる気がしたので取得しておいて良かったと思う。
  

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