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tabi_photo69_1.jpg …アレッピーの昼間の海岸…



~アレッピー~

夕方にやっとアレッピーのバスターミナルに到着した私たちは、早急に宿を探したいけど、客引きがうるさいので「宿決まってるふう」に歩き出す。

暗くなった道を少し行くと、途中でフランクに話しかけてくる男性。
さてその彼も、結局は客引きなのだけれど、話してみると自分が始めた宿を紹介したいとの事。

バス停や駅にいる客引きは、マージン貰える宿に連れて行って、宿からも私たちからもチップを貰おうとする輩なので信用できない。
でもこの彼(AJI)は、宿を最近始めたから知られていないし、街からは離れているけれど、その分ビーチに近いと正直そう。
何よりWifiが使えると言うので、とにかく一泊だけでもと着いていく事になった。

着いてみると、部屋は広くて綺麗で、周りも静かだしなかなか良い宿。

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翌日、アレッピーの街を散策。
小さくてシンプルだけれどちょっとオシャレ。私たちにはちょうど良い感じ。

何より、宿からビーチまで歩いて行けるし、そのビーチがなかなか面白い所!
日本で言う地引き網漁のような事をしていて、勝手に参加してみたりして過ごす。

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そんなわけで翌日には食料調達に出たついでに、釣り具探し。。。笑
哲郎氏は、魚を見たら釣り熱が発症する病気なのだ。

それと同時に、宿のオーナーAJIがアーティスト哲郎氏に、お絵描きして良い壁をくれた!
こちらの病気も常にウズウズしているので、やったーとばかりに半日お絵描き。

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オーナーAJIといつも一緒にいる、スタッフ(友人?)の兄ちゃんが、『サカモト』というリングネームの日本人プロレスラーが大好きだと言って、壁に漢字で坂本と入れてくれと懇願してくる。
哲郎氏もプロレス好きだが、その『サカモト』とは何処で活躍する誰なのか分からないまま、仕方なく『坂本』と入れる。。。
宿の二人は満足そうだから、まあ良いかな。

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絵を完成させてからの夕方、ひょっこり海へ行ってみると、ビーチは思ってもいなかった数のインド人で溢れている。
どこかの町でもこんな事あったなーと思い出し、インド人は夕方から夜になると海に集まる習性なのだろうか?と考えてみたりする。

ここでも特設ステージでショーをやっていたり、屋台が出ていて楽しく夕飯。

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何の特徴も観光名所も無いアレッピーという街だが、宿の兄ちゃんたちや海でのローカルインド人との触れ合いなどで、私たちにとってはちょっと特別で過ごしやすい街だったという印象になったのだった。

  

tabi_photo69_10.jpg …夕暮れの海岸は人が沢山…
 


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