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tabi_photo70_1.jpg …屋台スナック、パニプリ(当時は名前も知らなかったけどね)…



~アレッピーからフォートコーチン経由ゴアへ~

ゆっくり寛いだアレッピーからフォートコーチンを目指して出発。
バス停で来るバス来るバスに聞いて回ると、数台めに『これに乗れ!』と言われたので、素直に乗ってみる。
直通で行けるのか、乗り換えならどこで降りるのかも分からないまま乗ったが、乗客のおじさんが色々と世話を焼いてくれる。

おじさんインド人でありながら「ガイドやリキシャーについて行ってはいけない!」とか言って。「コーチンは肉より魚を食べると良い」などおしゃべりは尽きず。
いつもの如く、最後まで信じ切れないままいたのが申し訳ないが、2回ものバスの乗り換えのバス代を払ってくれた上、最後のバスに乗る所まで見送ってくれた、本当に本当に良い人だった。
自分たちだけでは乗り換えできただろうか、、?という道のりだったが、おじさんのお陰で、迷うことなくストレートにフォートコーチンに到着。

インドは本当に面倒臭い事が多いのだけれど、面倒な人にも増して、良い人もとても多く、いつもローカルのインド人に助けられながらどうにか進んでいける。ありがたや〜。


フォートコーチンはインドで初めて植民地化された場所らしい。
そのため良くも悪くも、西洋風な建物や街並みが見どころであり、現代アートのギャラリーなども多いとの事。
tabi_photo70_2.jpg

実際、オープンカフェ的なレストランやギャラリーなど、ぶらぶら散策してみよう!と思って楽しみにしていたのだが、なぜか開いているギャラリーに出会えなかったり、お勧めされたお店が見つからなかったり。
いざ小洒落たカフェには入り難かったりする貧乏バックパッカー。。。
残念ながら相性が悪かったと諦めて、翌日には移動。


ゴアへ向かうべく、途中の街までバスの代わりに船に乗船。たったの5ルピー!(当時の日本円で約10円)
何よりバスはガタガタ道をぶっ飛ばすけれど、船の方が揺れないぞ!!


ゴアまで電車で行けるはず!と船を降りてから駅前に辿り着き、ホテルとは名ばかりの宿に。
中国でも慣れてきたら、自分たちで駅に並んで切符を買えたし、という思いからトライするが、スリーパーは空いていないとか便数もあるんだか無いんだか、話が通じず諦める。
で、止む無くエージェントに行ってみると、翌日の早朝に出る列車ならその日のうちに着けるとの事で、即決。

中国もややこしい国だったけれど、インドは時刻表の解明すらできない。。。笑
改めて恐るべし摩訶不思議インド。


翌早朝には予定通り列車に乗り込むが、もちろん自分たちの席には違う人達がいる。(これお決まり!)
なので汚ったない扇風機がブンブン回る一番上のベッド2つを確保して、意外とぐっすり眠る。
チケットなんて意味あるんだろうか〜??ま、いいか。

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車窓には熱帯雨林のようなジャングルが見えたり、マングローブの森、たまに海。長いトンネルも多かったので山が多かったのかしら?
13時間の列車の旅のほとんどを、(誰のベッドか知らんが)3段ベッドの一番上で過ごし、ダラダラしているうちに到着。
駅前で一泊。

ゴアのビーチを目指して遥々北上。
あと一息というところで、ビーチの前に少し歴史的な街も観光しよう!なんて気持ちが起きたのも運命か。

この後この旅で最悪のホテルに泊まる事になった。しかもよりによってその日は私の誕生日なのだ。。。

  

tabi_photo70_4.jpg …久しぶりに大好物マサラドーサ!…
 


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