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tabi_photo72_1.jpg …CST駅、正面から見ると駅には見えない、、。…



~ムンバイ~

数日過ごしたゴアで、この先の目的地をいくつか定め、エージェントに行ってまずはムンバイまでの手配。 マプサという街から夜行バスでムンバイへ。

ゴアまでの地獄の数日で体調を壊した私も、どうにか回復し、夜行バスにも耐えて目覚めればムンバイ。

ムンバイはインド西海岸の大都市で、これまで私たちが見てきたインドの街の中でも特別大きく、煌びやかで、とにかく西欧化しているという印象。
ヒンドゥー教のシヴァ神を祀る石窟寺院があったり、インドらしい観光資源もあるようだが、都市嫌いの私たちは、ボリウッドの中心地で映画を見る事と、インドの大都市とはいかなるもの??という興味から、ちょっと寄ってみたくなったまで。

実際、通りに出てローカルのバスに乗ろうと思っても、人が溢れんばかりに乗っているバスしか来ず、到底乗り込める気がしない。
宿を探そうにも私たちが泊まれるようなレベルの宿を探すのは至難の技で、最後には大きなホテルで『近くの安い宿教えて!』って聞いてしまったもの。。。
幸い親切に600ルピーで泊まれる宿を教えてもらい、どうにか今夜の宿(実際には寝床という程度のスペース)を確保した。

こんな大都市には長くいたくないので、セントラル駅で翌日の夜行列車のチケットもゲットして、実質1日半のムンバイ観光。


ベタな感じにインド 門、タージマハルホテルを見て、世界遺産になっているチャトラパティ・シヴァージー・ターミナス駅(CST駅と略されるらしい)に行ってみる。

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この駅は1887年に完成し、現在も現役で利用されている駅で、印象を表現するなら、造りがすごく凝っていてゴージャスで、荘厳な感じ。と言ったら良いだろうか。
調べたところヴェネツィアゴシック建築様式だそうである。
そして『ヴェネツィアゴシック』なる建築物を知らない私のような人間が感想を述べると、前述のようになるわけで。。。

とにかくその駅は、中も外観もヨーロッパの歴史的な建物にありそうな、映画に出てきそうな雰囲気で、外を走る2階建バスや街角の建物なども含めて、ムンバイはインドじゃ無い!!と本気で思ってしまうくらい衝撃的なのだった。


そして朝からヘトヘトの私たちだが、この日の最後にムンバイでの目標、『ムンバイで映画を見る!』も決行。
言葉はわからないが日本の昼ドラのような恋愛もので、見ていればだいたい分かる。笑

インド人の反応はというと、思っていたほど途中で盛り上がったり、拍手喝采するということは無かったけれど、妙なところで笑ったり、主人公がキスしようとするところで照れながら「ヒューヒュー」と囃したり、なんだかカワイイ。
そんな空間にいる自分たちが面白いな〜なんて思いながらのボリウッドだった。

  

tabi_photo72_4.jpg …道端でちょちょいと直してくれる、神業修理屋さん!…
 


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